平凡な会社員だった私が花屋を始めるまでのあれこれを綴っています。
ご興味のある方、お付き合いください(ゆっくり更新しています)。
転職活動 沈む気持ち
長く働いていた会社を離れることを決め、転職活動を始めました。
年齢的なものもあり転職活動には不安を覚えましたが、幸いこれまで身につけた専門性のおかげで、自分の経験に合致した求人はたくさんありました。しかし、見つける度、なぜか気持ちが沈みます。強い武器を持ちたくて、一心に努力してやっと手にしたものなのに…。
とはいえ、他にアピールできる点がなく、やはり同じ職種での転職先が決まります。転職先が決まったことはとてもありがたく、環境が変わるのだから心機一転がんばろうと思いました。
やりたいことがふと浮かび お花教室へ
転職先が決まったタイミングで、ほっとしたせいか、前々から少し興味のあったフラワーアレンジメントが頭にふと浮かび、お花教室ラフルールへ通うように。
お花教室へ通い始め、私の中に新鮮な発見がありました。
お花を扱っている時間は頭の中が無の状態、終わると幸福感を感じる。
この自分がなに者でもない時間を過ごすことで、素の自分に戻り、少しずつ心の余裕を取り戻していたのかもしれません。
すると、少しずつ小さな変化が起こり始めます。
お花教室で感じた変化(ⅰ) ~自分をいたわること~
まず、自分を大切にする類の言葉や情報が気に留まるようになってきました。
* がんばった自分にご褒美を
* 自分のご機嫌は自分でとる
* 自分の本当に食べたいもの飲みたいものを買う/頼む
(ちょっとくらい高くても!)
* 自分のやってみたいことを自分にやらせてあげる
(少々お金はかかっても!)
知らず知らずのうちに、自分に禁止していたことばかり…。
気に留まった言葉や情報に従って、自分が本当に希望する方の選択を意識的にするようにしてみました。
少しずつ少しずつできるようになっていくと、気持ちの変化を感じるようになります。
家族の言動に、以前ほどイライラしなくなった?(気がする)
以前より口うるさくなくなった?(気がする)
わずかな変化なので、家族に聞いたらきっと「そうでもない!」と言われそうですが、私の中では革新的な変化です。
お花教室で感じた変化(ⅱ) ~しあわせの引き寄せ~
またある時は、こんな言葉が聞こえてきます。
「不安なこと、心配ごとにフォーカスすると、余計に拡大して問題が大きくなるよ。」
え?どういうこと?本当に?どういうこと??と、ものすごく気になります。でも、確認する方法が分からず、
モヤモヤとしていました。
すると今度は、お花教室の本棚に置いてあった1冊の本に目が留まりました。借りて読んでみると、その時に知りたかったことが全て書いてあるではありませんか。
「宇宙につながると夢は叶う/しあわせを引き寄せる33の方法」 浅見帆帆子著
ざっくり言ってしまうと、題名のとおり引き寄せの法則のことが書いてあります(笑)。
引き寄せとは、スポーツ選手がよくイメージトレーニングをしますよね、あの考え方です。よいイメージで自分を信じていれば、それが引き寄せられ現実になっていく。逆もまた然り。
したがって、常にポジティブにフォーカスする必要があるということです。
私にとっては初めて知ることばかり。
こんな世界があったのかと目から鱗、頭にインプットさせるように何度も夢中で読み返しました。
それまでの私は、なぜだか “人生は我慢するものだ” と頑なに思っていました。
だから、嫌なことがあっても、苦手なことも、少々そしられようとも、頑張るべきだと思っていた。さらに悲惨なことには、勝手に最悪の状況を想定し、その気持ちを味わって備えている時さえありました(今も時々・・・反省↷)。
つまり、我慢が必要になるような状況を、わざわざ自分自身で引き寄せていたことになります。
大きな衝撃でした。
もっと、自分に優しく楽に生きていい!!
この本に出会い、気持ちがとても楽になり心持ちがガラッと変わりました。
そんな変化を始めた私が、新しい職場へ。
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